エアコンは四季折々の日本にあっては、生活に欠かすことはできないものである。
夏は涼しく冬は暖かくしてくれるエアコンは、非常にありがたみを感じる。
特に日本の夏は暑い。暑すぎるのだ。
エアコンなしの生活は避暑地でない限り暮らすことは困難である。
それほど重宝されているエアコンが故障となり修理となれば、一刻も早く復活させたいものだ。
修理費用がいくらかかろうと生活に影響されるようであればもはやそれどころではない。
修理前に確認しておきたい「保証期間」
エアコンを修理に出す前に確認したいのが保証期間だ。
通常エアコンの稼働年数はどこのメーカーも10年は見込んで設計されているものだ。
そのため保証期間は必ず設けている。
短くても最低5年の保証はあり7年保証もある。
そのためにも購入時の保証書は保管しておくべきだろう。
またエアコンの修理を依頼するよりも買い替え時と判断するのも有効な場合がある。
それはエアコンの使用期間が長期に及んだ場合だ。
電化製品は常に新製品を開発している。
新しいものは電気代が節約できたり、エコに配慮している省エネ設計のものもある。
エアコンが古いとなると交換部品がない、あるいは取り寄せなどで時間を要することが予想される。
また修理代やまた壊れたなどを想定すると買い替えも最良の手段と言えよう。
冷風が出る仕組み
エアコンが活躍するのはなんと言っても夏だ。
それではなぜエアコンからは涼しい風が出てくるのか。
そこには気化熱を応用している。
気化熱とはたとえば熱くなった身体に冷たいタオルを当てれば身体は冷える。
しかしこれは冷たいタオルに熱を奪われたからだ。
エアコンはこの現象を応用しているのだ。
エアコンには室内機と室外機がセットされている。
部屋を涼しくするとき、圧力が下がった液体の状態の冷媒が室外機から室内機に送られてくる。
冷媒が室内の熱交換機から熱を奪い室外機から熱を外に逃がす。
熱のなくなった冷たい空気がエアコンから吐き出され、部屋が涼しくなる。
このときの冷媒が冷たいタオルの役割を果たしている。
温風が出る仕組み
それではエアコンはなぜ暖かい風を送ってくるのかだ。
冷媒の性質として、気体から液体になるときには熱を放出し、液体から気体になるときは熱を奪っていくのである。
暖房は室外機で外気の熱を奪い、室内機の蒸発器に組み上げられる。
組み上げられた暖かい冷媒は蒸発器で熱を放出するため、室内は暖かくなるのだ。
つまり外の空気を温めて室内に放出しているだ。
先ほどの冷風の時とは逆の動きをしているのがわかるだろう。
エアコン故障で多いトラブル
このようなことからエアコンの修理には、冷媒の気体状態、液体状態にさせるコンプレッサー(圧縮機)の状態が最も肝心とされるのだろう。
コンプレッサーは冷媒の温度をコントロールして部屋の温度を調節しているエアコンの心臓部。
このコンプレッサーが壊れる原因の一つが冷媒ガスが漏れること。こちらは冷媒ガスを補充することで治る場合もあるが、設置時の不具合などの起因が生じ、エアコンの機能に支障を及ぼす場合も多い。
そのため修理を依頼する場合はメーカよりも購入先となる販売店や量販店に委ねるのがよさそうだ。
そのほか熱をコントロールする際に生じる水が漏れてしまったり、基盤事態が壊れてしまう場合もある。
原因がわからない場合は業者を呼ぶのが得策だろう。
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